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毒ガス兵器の雑学〜マスタードガス・サリンなど〜

   

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今、イスラム国が世界中で問題になっています。そのイスラム国がマスタードガスを使用し、600人ほどが負傷し、3歳の少女が犠牲になったそうです。

このようなニュースを聞くと胸が痛みますが、マスタードガスなどの毒ガス兵器には一体どのようなものがあるのでしょうか。

今回は毒ガス兵器について紹介します。

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毒ガス兵器には大きく分けると7種類ある

毒ガスと言っても、その種類は様々です。毒ガスには大きく分けると以下の7種類があるようです。

びらん剤系

びらん剤系の毒ガスは皮膚に水泡を引き起こします。その際に激痛を伴い、目や肺も冒します。マスタードガスはびらん剤系毒ガスに属します。

神経ガス系

神経ガス系の毒ガスはその名の通り、被害者の神経系統を冒します。極度に致死量が低く、毒性の発現も早い物が多く、世界各国の化学兵器の主力となっているようです。

神経ガス系の毒ガスには、地下鉄サリン事件で有名になったサリンなどがあります。

北朝鮮はサリンなどの神経ガス兵器を7000tも保有しており、いつでも日本をサリンで攻撃できるとされています。実は日本も、常に毒ガスの脅威に晒されているのです。

窒息剤系

窒息剤系毒ガスは、呼吸器系統の組織を破壊します。これにより、肺水腫を引き起こして呼吸が困難になります。

窒素剤系にはホスゲンという毒ガスがあります。

血液毒系

血液毒系の毒ガスを吸引すると、血液によって身体各部に循環されて中毒症状を引き起こします。アルシンという毒ガスなどが含まれます。

無力化剤系

無力化剤系の毒ガスは、対象者を一時的に麻痺させて動けなくするのを目的としています。ハイジャック犯などを麻痺させて逮捕するような場合に使われています。

様々な種類がありますが、具体的にはあまり公表されていません。主に視覚を狂わせたりするような、神経に働きかける毒ガスが多いようです。

嘔吐剤系

嘔吐剤系毒ガスを吸うと嘔吐を引き起こし、対象者を行動力を大幅に低下させます。

そのため戦場だけではなく、暴動の鎮圧などにも使われています。

ヒ素を含むものも多い毒ガスです。

催涙剤系

催涙剤系毒ガスの特徴は、毒性が低いですが、行動不能にする濃度はきわめて小さいことです。おもに目を刺激して、涙を出させます。皮膚に対しても一時的に刺激があるようです。

新鮮な空気を吸えば、10~20分くらいで正常にもどります。

マスタードガスから抗がん剤が作られた

1943年にタンカーが沈没する事件があり、このタンカーには多量のマスタードガスが積まれていました。このときに救助された人には血、圧低下や白血球減少などの症状が表れていたそうです。

白血球などとがん細胞には共通点がある事から、マスタードガスががん細胞にも効果がある事が発見されたそうです。現在の抗がん剤は、マスタードガスを元に開発された薬剤の副作用を抑えたものだそうです。

まとめ

いかがでしょうか。毒ガスは本当に恐ろしいものですが、暴動の鎮圧や立てこもり犯の逮捕など、治安維持にも活躍しているようです。

また毒ガス兵器から、人の命を救うための薬が作られた事もあるのは意外でしたね。

しかし、やはり毒ガスなどの大量殺戮兵器は非常に恐ろしいものです。このような物を使わなくても良い、平和な世界になってくれる事を祈ります。

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